体圧分散・温風マット

これまでは全身麻酔や手術時の体温低下防止策に市販のヒートマットを使用していましたが、これは接触している面でしか温めることができませんでした。

体表面積/体重比が人間よりも大きい小動物では、たとえば麻酔をかけたことや開腹時の不感蒸泄・手術室の空調・体表の露出などの理由でドンドン体温が奪われていきます。

 

とある報告では、手術時に体温が1℃低下すると、気管チューブを抜くまでの時間が約6分遅くなると言われています。

健康な子の避妊や去勢手術ではまだしも、腫瘍や出血などのリスクを抱えた子の手術では少しでも早く麻酔から覚ませたいものです。

今回導入した温風マットは手術台をV字にして動物を寝かせるて使用しますが、通気性のある繊維生地から微かに温風が出てくることでからだ全体を包み込んで保温してくれます。

エアーマットレスに近い形の体圧分散タイプですので、低温火傷のリスクも回避できます。

繰り返し洗濯することが可能なので、衛生面にも配慮できます。

今や人医では当たり前になってきている温風マットを活用することで、手術時の低体温症を防ぎ、術中のバイタルの安定、速やかな麻酔覚醒を期待できると思います。

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