会陰ヘルニア

台風11号の影響でちょっと暇な午前中です ww


昨日は『会陰ヘルニア』の手術を行いました。

会陰ヘルニアというのは症状を現すもので、何らかの原因によっておしり周囲の筋肉が消失していき、そこにできたスペースに臓器(直腸や膀胱など)が入り込んでしまう病態です。

ほとんどのケースで排便困難を主訴に来院され、肛門の片側、時に両側に溜まった糞塊で膨れ上がっています。

去勢をしていないオス犬に多く、男性ホルモンと老化との関連が深いとも言われています。

基本的に進行性の病態ですので、内科治療では限界があります。

ただし、痩せたもしくは消失した筋肉を取り戻すことはできないので、手術にて他の筋肉もしくは人工物でヘルニア欠損孔を補填したとしても、“排便をしやすくするに過ぎない”ってことを理解していただく必要があります。


手術方法はいろいろありますが、今回は一番オーソドックスな筋肉の転移を行っています。


経験的にはコーギーでよく手術をした記憶がありますが、解剖学的な問題なのか結構大変だった思い出が... 苦笑
「ウ○コがし辛そう」、「いきんでいる」などの症状は会陰ヘルニアの可能性があります。

単純に便秘‼︎なんて思わないで、すぐに動物病院を受診するようにしてください!

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