※ モノクロにしてますけど、ちょっとグロいんで気分を悪くされたらゴメンナサイ... m(_ _)m
タイトルそのまんまの病気です。
ハエが集って、卵を産みつけて、孵化したウジがうごめいてる気持ちの悪い病気です...
ハエはとにかく“汚いもの”に集まる習性があるため、糞尿で汚れ湿った皮膚や創傷部にできやすくなります。
室内で飼っている子であればまずそんなことはないんですが、外飼いのワンちゃんではそう珍しいことではありません。
この子はお尻にできた大きな腫瘤が破裂したところにウジがぎっしり詰まって、さらに寝たきりに近い状態であったため臀部や内股にも皮膚を喰い破ったウジたちがたくさんいました...
とにかくピンセットでウジをどんどん取り除いていくんですが、光が苦手なのですぐに皮膚の中に潜り込んでいくんでとても大変なんです...
フィラリア薬にも使われているイベルメクチンが有効なんですが、この子はフィラリア症にも罹っていたので使えませんでした。
ウジを除去した後に患部を衛生的に保ってあげれば回復することもありますが......
梅雨から夏にかけて起こる危険性がある病気ですが、寝たきりであっても常に衛生的に保ってあげれば防げる病気です。
外飼いがダメというわけではありませんが、寝たきり状態になっているのであれば排尿排便で汚れるでしょうからこまめに拭いたり洗ったりし、できれば玄関や土間に移動して、お風呂マットなどのクッションを敷いて褥瘡・床ずれを起こさないように配慮してあげましょう!
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