減感作療法のお話のつづき...

昨日のブログでは舌下免疫療法をピックアップした減感作療法について書きましたが、今日はハウスダストマイトへのアトピー性皮膚炎を持ったワンちゃんへの注射タイプの減感作療法についてお話したいと思います。


IgE抗体検査でハウスダストマイトのひとつ“チリダニ(コナヒョウヒダニやヤケヒョウヒダニが代表格)”に対してアレルゲン感作がみられる子の減感作注射療法に『アレルミューンHDM』があります。

このアレルミューンHDMの有効成分はコナヒョウヒダニから分離される蛋白抗原はDer f2というもので、ヤケヒョウヒダニから分離される蛋白抗原はDer p2とは厳密に言えば違う蛋白抗原なのですが、各々には交差性というものがあり、Der f2とDer p2はまとめてグループ2アレルゲンとして犬アトピー性皮膚炎に有効性を示します。

交差性というのは「互いに似たようなものは同じ効果(この場合は症状)を起こす」というのもので、食物アレルギーで牛乳がダメな場合は、牛肉もNGだし、ラム肉もダメ!って話聞いたことありませんか?


日本独特のムシムシした湿っぽい季節である5月〜9月はこのチリダニが最盛期を迎えるシーズンです。

毎年この時期になると、皮膚が赤くなったり・痒がったりするんで動物病院でステロイドや抗ヒスタミン剤なんかをもらっていた、、、なんて子はいませんか?

確かにステロイド剤などを使えば一時的にせよ赤みや痒みを抑えることができます。

けれど、飲むのをやめたり減らしたりすると悪化した...なんてご経験ある子もきっと多いんじゃないでしょうか?
また、チリダニ対策で、掃除機かけたり、バル◯ンみたいな噴霧剤炊いたり、空気清浄機をつけたり...とあれこれやってもなかなかいなくなるもんじゃないんですよね〜


そこで、国内の犬アトピー性皮膚炎の原因アレルゲンNo.1であるこのチリダニに対する減感作療法にこのアレルミューンHDMが登場しました!
従来までの注射での減感作療法に比べて簡単な投与プログラムで頻回投与や長期に渡る通院も抑えることができます。

もちろん維持するために定期的に接種し続けなくてはなりませんが、長い目で見ればステロイド薬などを蔓延と飲み続ける愛犬への負担を考えればメリットは高いと思います♪

夏場の皮膚病でお悩みのワンちゃんはもしかしたらこのハウスダストマイトのアトピー性皮膚炎かもしれませんので当院までご相談ください!

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