・・・わけではなく、ほっぺが腫れているんです。∑(・Д・・)
写真は7歳のシマリスのホイップちゃん。
今回レントゲンも撮ってみて2つの病気の可能性を考えました。
1つ目は、“根尖部膿瘍(歯根部膿瘍)”という歯の根元に膿が溜まって腫れてしまう病気です。
原因はいろいろありますが、ケージを齧ったりして歯がぐらついたり、柔らかい食餌を与え続けることで不正咬合となっていることもよくあります。
『膿』といっても実際はチーズみたいな塊になっているので、最終的には切開して排膿・洗浄をしなくてはならないことも多々あります。
2つ目は、“腫瘍”です。
レントゲンをよくよく見てみると右側の臼歯が溶けてなくなっている?
溶けてなくなっていそうな場所に石灰化した白い塊があります。
これは歯なのかなんなのか...
リスの下あごの骨はほとんど切歯で占められているのでわかりにくいんですが、腫瘍性の変化であれば歯やアゴの骨を溶かしていく可能性は十分考えられます。
まずは根尖部膿瘍を疑って抗菌剤のシロップを処方していますが、どれだけ腫れを抑えることができるかですね。
ここんとこ柔らかいものしか食べなくなったみたいですが、幸い元気いっぱいです♫
だいぶ高齢にはなってきているので無理のないような治療をアドバイスしていこうと思っています!(๑⁼̴̀д⁼̴́๑)ドヤッ‼
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