リンパ腫

リンパ腫とはリンパ節、消化管、肝臓、脾臓、皮膚などに発生するリンパ系細胞の増殖による悪性腫瘍です。

似たような病気で白血病がありますが、白血病の場合は骨髄でリンパ球を含む造血細胞が増殖してしまう「血液のがん」ですね。

 

写真は猫の胃内にできた“しこり”から採取した組織のスタンプ標本ですが、病理組織検査でもリンパ腫と判定されました。

猫のリンパ腫の発生率は1,000頭あたり1〜2頭で、われわれヒトや犬と比較しても発生頻度は高い病気です。

その中でも、胃や小腸にできる『消化管型のリンパ腫』は猫白血病ウイルス(FeLV)の感染が関与していると考えられている縦隔型リンパ腫に比べても近年増えてきている傾向にあります。

発生原因は定かではないですが、持続的な炎症刺激が引き金になっているとも考えられています。

中齢期で「よく吐く」とか「痩せてきた」などの症状がみられる場合は一度動物病院を受診されることをオススメします。

*猫は吐く動物ですが、毛玉を吐いたりするくらいでは体重が減ったりすることは普通はありません!

 

リンパ腫の治療は主に抗癌剤を使った化学療法になりますが、リンパ腫のタイプやグレードによって変わってきます。

抗癌剤...って聞いちゃうと怖いイメージをもたれるかもしれません。(゜言゜)

確かに、抗癌剤は怖いです。毒ですから!! ∑(・Д・・)

“毒を盛って腫瘍をやっつける”という治療なので、正常な組織や細胞にまで毒を盛ることになるため身体には様々な副作用がでる恐れがあります。

どういった抗癌剤を使うとどんな影響や副作用がでるのかをしっかりとインフォームドコンセントして、大事な家族がなるべく副作用に苦しまないように腫瘍と向き合っていく治療方針を提示できればと思っています。(=^・ω・^=)

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