フェレットのインスリノーマ

フェレットのインスリノーマとは膵臓にできるβ(ベータ)細胞由来の腫瘍です。

フェレットには3大腫瘍と呼ばれているものがあります。

副腎腫瘍リンパ腫、そしてインスリノーマ...

この腫瘍細胞からインスリンが過剰に分泌されることでフェレットは低血糖状態になり、流涎(よだれ)、後躯の虚弱、ふらつき、痙攣、ガラス玉のようなうつろな眼などの症状が現れます。

特に、痙攣が起きるともの凄いキーキー声で泣き叫び、全身がエビ反りになったりします。

 

診断は血糖値の測定でほぼ可能です。

正常範囲が90~150mg/dlなところ、この子は22mg/dlしかありませんでした。

さらに、超音波検査で脂肪組織に多く囲まれた膵臓領域に3〜5mm大の腫瘤が確認されます。

とにかく今のところは、ブドウ糖を含んだ持続点滴と血糖値の上昇をはかるためのステロイドの投与を行なっています。

外科的にインスリノーマを摘出するにもまずは自力でフードを食べてくれるところまでいかないと麻酔をかけるのも難しいですね...

 

インスリノーマは比較的多い病気なので5〜6歳で何となく元気がなく食欲がない、後ろ足がおぼつかない...、などの症状が見られたら、「年だから」で片付けないで動物病院を受診しましょう!

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