縫合糸

今日は当院で手術時に使用している縫合糸をご紹介したいと思います。

 

糸には大きく分けて『ブレイド』と『モノフィラメント』があります。

まず、ブレイドと呼ばれる撚り糸は結紮力が強く、結紮する際には安心感が得られ、さらに安い!ww
代表的なものは絹糸です。

しかしその反面、組織反応が強く、縫合糸肉芽腫という“しこり”を作ってしまう恐れがあります。

また撚り糸ゆえにキャピラリー現象といって、たとえば細菌に汚染された血液や体液を吸い上げてしまい、その部位に留まって感染症や腹膜炎の原因を生み出します。

当院でも、避妊手術などで絹糸は使用しますが、先に挙げたように組織反応が強いため体内に残す臓器には決して絹糸は使用しません。

一方、モノフィラメントはツルツルしている糸をイメージしてもらえるといいかと思います。

そのため三重四重に結紮しないと解けてしまう恐れはありますが、当院で使用しているポリディオキサノンは抗張力期間が約6〜8週間と長く、さらに生体組織反応も少ないので、体内に残す糸や筋肉などの縫合時に使用しています。

また吸収糸ですので、だいたい半年くらいで溶けてなくなります。

欠点は少しお高め...といったところでしょうか 苦笑

 

去勢手術や避妊手術は予防的な手術ですが、手術をするメリットがデメリットよりもはるかに多くあります。

特に女の子の避妊手術は、人間と比べても多い生殖器の病気を防ぐ意味では5,6歳までには行なわれることをお勧めします。

ご不明な点がありましたらお気軽にご相談ください!

 

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