2016年
5月
23日
月
昨日から当院に新しい仲間・家族が増えました♫
なまえは、
“ケビン”
パピヨンの男の子で3ヶ月齢です。
たらおをくれたブリーダーさんのところから譲ってもらいました。
たらおがうちに来た時により200gほど小さい子ですが、元気食欲もあってモリモリうんちをして踏みつけてくれます... ww
すんなりとたらおもくまたも受け入れてくれて遊び相手になってくれてます。
1歳になるまではクレートトレーニングを徹底させ、お兄ちゃん達をお手本にきちんといい子に育てていくのも飼い主の義務ですね!
2016年
5月
10日
火
当院には犬猫以外にもいろんな動物がやってきます。
比較的多いのはウサギやハムスターにインコなどですが、先日は同日に3頭フェレットが来院しました。
同じ哺乳類のウサギやハムスターに比べると飼育されている方は少ないといった印象を勤務医時代から持っていましたので、診察にあたった記憶も少ないのですが… ww、近所でフェレットの診察をしてくれる病院がないとの理由でも来院されるケースは結構あります。
そして診察を行うケースで僕がほぼほぼ遭遇するのがフェレットの三大腫瘍です。
『インスリノーマ』、『リンパ腫』そして本日お話しする『副腎疾患』です。
副腎疾患はフェレットを飼育されている方はほぼご存知なくらい有名な病気です。
国内で見かけるフェレットのほとんどは北米やニュージーランドのファームで繁殖されており、現地で不妊手術を済ませた状態でペットショップで販売されています。
フェレットの副腎疾患は犬でのクッシング症候群(下垂体性副腎皮質機能亢進症 PDHや機能性副腎腫瘍 AT)とは異なる病態であるとされています。
犬のクッシング症候群はコルチゾールと呼ばれるステロイドホルモンが過剰に放出されることで起こりますが、フェレットの副腎疾患は性ホルモンの上昇が様々な症状を引き起こすことがわかっています。
なぜフェレットに副腎疾患が多いのかはいくつかの仮説が立てられていますが未だに原因の解明には至っていませんが、その有力な説のひとつに早期の不妊手術が影響を及ぼしてると考えられています。
症状としては、脱毛(フェレットには季節性の脱毛もあります)、メスであれば外陰部の腫大、オスであれば前立腺腫大による排尿障害、被毛の変化や過剰な皮脂線分泌によるベタつきなどがあります。
診断としては、超音波検査で副腎を描出してサイズを測定することでほぼ診断可能です。リンパ節と間違えることもないとはいえませんが、副腎の解剖学的な位置関係を把握できていればまず問題はないと思います。
治療は大きく分けて2つ。
外科手術で大きくなっている副腎を切除するか、写真にあげたようなホルモン製剤を使って副腎の働きを抑えていく方法です。
左側の副腎は太い後大静脈から離れた位置にあるため外科的に切除しやすいですが、今回の子のように右側の副腎が大きくなっている場合は後大静脈と隣接しているので外科的切除が難しくなります。
一方で内科治療で使用するのは酢酸リュープロレリンというホルモン製剤で性ホルモンの分泌を抑えていきます。月1回の接種を行いますが、一生涯投与が必要となります。
個人的にはこのリュープリンに加えてメラトニン(国内未発売)という経口薬と一緒に内科治療を行っています。
根治を望めるのは外科になりますが、麻酔をかけてお腹を開けて出血などのリスクを抱えて場合によっては完全に取りきれないことも考えられます。
内科治療は根治させるのではなく、先にあげたような臨床症状の緩和(対症療法)を行うものだということを理解しておかなければなりません。
どうやって治療を進めていくかは飼い主さんの希望を第一に尊重しています。
お気軽にご相談ください m(_ _)m
2016年
5月
08日
日
2014年12月から行ってきました火曜午前の診療ですが、誠に勝手ではありますが家族の事情と院長を含めスタッフの体力的な面から6月より火曜日は開業当初と同じ終日休診に変更させていただきます。
また、日曜祝日の予約診療枠も10:00〜11:30までの間に限定させていただくこととします。予約診療をご希望の方は、あらかじめ前日までにお電話にてご予約のほどお願いします。
いつもご来院頂いている飼い主様には大変ご迷惑とご不便をお掛けすることと思いますが、ご理解のほど宜しくお願い致します。
院長
2016年
5月
06日
金
5/4午後と5日は束の間のお休みにさせていただいて、奥さんと北陸まで小旅行に行ってきました♫
加賀の名湯である片山津温泉で一泊し、山中温泉にある鶴仙渓の川床で涼んで(ちょっと寒いくらいでしたが...)、永平寺の荘厳な雰囲気に浸ってきました。
今年は2月に闘病中だった親父が66で亡くなり、4月には母親が胃がんの手術をしたり、狂犬病とフィラリア予防シーズンでバタバタしながらほぼ毎日何かしら手術をやってたりでしたんで、いい気分転換をすることができました♫
猫たち2匹は何にも手がかからないんでお留守番をさせましたが、たらおとくまたはリバティさんにホテルをお願いしました。
併設されているドッグランで楽しそうに走り回っている写真を撮っていただいたりでこちらも安心して預けることができました♫
今度の夏休みには知人に教えてもらったペット可のホテルに一緒に連れて行こうと思います。
さて、きょうからまた仕事です!