2015年
8月
29日
土
きょうはうちのスタッフの22回目の誕生日♫
うちはスタッフは彼女だけなんで、いつも私たち夫婦の間に挟まれて(ときに夫婦喧嘩... ときにバカ夫婦......)大変でしょうけど ww、本当に彼女が居てくれて助かってます♫
動物看護師2年目でまだまだ未熟なところはありますけど(私の理想が高いのかもしれませんが... 苦笑)、嫌な顔一つせずがんばって働いてくれてる姿を僕らはいつも見ています。
当院も開業して1年半を過ぎて、お陰様で今ではちょくちょく診察をお待たせすることも多くなりましたが、1年前は本当に閑古鳥ばかり鳴いていました...
ボーナスだって去年は出してあげれませんでした...
けど、それでも彼女は夜遅くまで診察や手術に付き合ってくれたり、勤務時間外のパピークラスにも自主参加してくれたり、愛犬たらおと遊んでくれたり、今時なかなかこんな子はいませんよ〜!
感謝の気持ちを込めてご近所のPOUPPEさんの美味しいフルーツケーキとプレゼントを贈ります♪
あさってから3日間遅めの夏休みを取らせましたんで、夫婦でギスギスしながら仕事してるかもしれませんがお赦しください! 笑 m(_ _)m
2015年
8月
27日
木
ご迷惑をおかけしますが、9/5と9/18の両日共に午後の診療時間は20時までとなります。
急患対応もすぐにはできませんが、留守番電話にメッセージを残しておいてください。
宜しくお願いします。m(_ _)m
2015年
8月
23日
日
病院のドッグランで細々と栽培してたひまわりがやっと満開になりました!
思ってたよりもだいぶミニサイズですけど、やっぱり夏の花って感じがしていいもんです♪
種を採取して、来年はプランターを増やして、ドッグランをひまわりだらけにしてやる予定です ww
8月ももうすぐ終わりになりますが、今年のお盆はやたらウサギさんの来院やホテルが多かったです。
ホテルで4羽がケージに埋まった時はちょっと引きました... ww
なぜか?
これまで10年勤務医やってたころは何ともなかったのに今年ぐらいからどうやら“ウサギアレルギー”になってしまったようです... orz
診察後に眼がショボショボして痒くなり、鼻水&くしゃみ、酷いと皮膚が赤くなります......
最近はマスク着用で診察に入ってますが、眼は防げないのでもう伊達眼鏡を着用するしかないかもしれないですね... 苦笑
これでダメなら、ウサギの診療をお断りすることになってしまうかもしれません。
義父はうちの奥さんが子供のころ飼ってたウサギのせいで、2回ほど呼吸困難で死にかけた!...と聞いています。
ウサギ好きなんだけど、どうしたもんか困っています ww
2015年
8月
21日
金
これまでは全身麻酔や手術時の体温低下防止策に市販のヒートマットを使用していましたが、これは接触している面でしか温めることができませんでした。
体表面積/体重比が人間よりも大きい小動物では、たとえば麻酔をかけたことや開腹時の不感蒸泄・手術室の空調・体表の露出などの理由でドンドン体温が奪われていきます。
とある報告では、手術時に体温が1℃低下すると、気管チューブを抜くまでの時間が約6分遅くなると言われています。
健康な子の避妊や去勢手術ではまだしも、腫瘍や出血などのリスクを抱えた子の手術では少しでも早く麻酔から覚ませたいものです。
今回導入した温風マットは手術台をV字にして動物を寝かせるて使用しますが、通気性のある繊維生地から微かに温風が出てくることでからだ全体を包み込んで保温してくれます。
エアーマットレスに近い形の体圧分散タイプですので、低温火傷のリスクも回避できます。
繰り返し洗濯することが可能なので、衛生面にも配慮できます。
今や人医では当たり前になってきている温風マットを活用することで、手術時の低体温症を防ぎ、術中のバイタルの安定、速やかな麻酔覚醒を期待できると思います。
2015年
8月
17日
月
8/15に実家で飼っている花子が21年の生涯を終えました。
数ヶ月前から慢性腎臓病を患っており、入院点滴したり皮下点滴したりしてきましたが、今月に入ってからとうとう食欲もなくなり、前日よりうちの母親に一晩中抱かれながら翌日息を引き取りました。
私が中3の時に、家の前のバス停に捨てられていた青い眼をした真っ白な子猫。
これまで犬しか飼ったことのなかった私は、どうやって猫に触れていいのか分からず、ティッシュの空箱ですくい上げてダッシュして実家に連れ帰った記憶があります ww
今ではこんなに猫好きな獣医さんになったのにね! 笑
あまりの可愛さに誰しも一緒に寝たいがために、毎晩兄弟3人で取り合いしてたこともありました 笑(晩年はうちの父親と一緒に寝るのが好きだったみたいですけど ww)
花ちゃんといっつもキスなんてしてたから細菌性腸炎に罹って学校を休んで数日悶絶してた...なんてこともありましたね〜(良い子は動物とキスなんてしてはダメですよ!)
自分が獣医になるなんて考えもしなかった頃から一緒に暮らしてきた花子。
最期は獣医になって自分で病院を構えた私に治療を受けながら、『ちゃんと一人前の獣医らしいことやってるやん♫ これで安心してタロウとヴィッチの待つ天国へ行けるわ〜』なんてことを思ってくれたのかもしれません。
今までたくさんの幸せをありがとう! また、どこかで会おう!
2015年
8月
14日
金
きょうは濃尾大橋で花火大会がやっているようで、ポン!ポン!音だけが響いております(うちからは見えません... 泣)
さて、左後肢の跛行を主訴に来院したまだ若いコーギー。
元気いっぱいなんですけど、田圃に落っこちてから左足をつきたがらないようです。
触っても特に痛がらないようですが、パッと見た時に犬座姿勢がうまくとれていないことに気づきました。
触診していくと、膝関節の不安定が認められ、Drawer Sign(脛骨前方引き出し徴候)がわずかですが対側と比べて陽性でした。
膝と足根関節を90°に屈曲させて撮った写真がこちらです。
fat pad signといって関節周囲の脂肪・軟部組織が炎症によって明瞭に写ってきています。
さらに、膝・足首を90°に曲げていることもあり、脛骨が前方に押し出された像になっています。
これらの所見から『前十字靭帯断裂症候群(CrCLR)Cranial Cruciate Ligament Rupture』と診断しました。
治療は症状の改善を目的とした外科手術で、当院では関節外法(ナイロン糸を使った方法)を行います。
一部の整形外科を得意とされている先生のところでは特殊なプレートを使ったTPLO(脛骨高平部水平化骨切り術)やTTA(脛骨粗面前方転移術)を行ったりもします。
これ以外にも術式はたくさんありますが、その子の体重や性格、費用などを考慮して決定していきます。
オーナーさんと相談した上でまずは保存療法からスタートしていますが、最終的には外科介入せざる得ないケースがほとんどです。
お散歩中の突然の跛行や痛みがみられたらすぐに動物病院へ=3=3=3
2015年
8月
12日
水
今日は西尾まで美味しいうなぎを食べてきました♫
開院以来、大変お世話になっている私たち夫婦の大好きなご夫妻がいるんですが、ご主人さんのお仕事の都合で現在は西尾市に単身赴任されています。
奥様は一宮と西尾を行ったり来たりしているんですが、「お盆中は西尾にいるから遊びにおいでよ!美味しいうなぎをご馳走するよ♪」ってお誘いを受けてたんで、遠慮なくご馳走になってきました〜 ww
いや〜やっぱり三河一色産のうなぎは旨い‼︎
1時間半も並んだ甲斐がありましたね〜
愛知県に住んでても、名古屋・知多の尾張エリアくらいまでしか行くことないんで三河は新鮮です。
暑い日が続いていますんで、スタミナつけるにはやっぱりうなぎですね!
明日から手術3連チャンなんで、たっぷり栄養摂ったんでモリモリ頑張りますよーーー =3=3=3
2015年
8月
08日
土
和名では『毛包虫』という元々常在している皮膚寄生虫です。
マダニとはまったく別物なんで、ノミ・マダニ予防をしてもダメです!
ふだんは悪さはしないんですが、ストレスがかかったりすると過剰に増殖して、毛穴=毛包で炎症を起こします。
特に若齢犬で多く、この子(4ヵ月齢)も眼の周りの脱毛と軽度のかゆみを訴えていました。
そこまでかゆみは強くはないんですが、カビの仲間であるマラセチア菌や細菌(主に表在性ブドウ球菌)が二次感染を起こすとかゆみが増強されます。
実際にテープストリップを行うと“ボーリングのピン状”をしたマラセチア菌と細菌も検出されました。
「食物アレルギーだろう」とか「かゆみ止めのステロイド点眼」を安易に行っているとどんどん悪化していくだけなんで、皮膚病といえどもきちんと検査→診断を下す→治療をすることが重要です!