2017年

10月

23日

犬の新しい9種ワクチン

きょうは台風一過でひさびさに青空でした♫
この地域も大きな被害がなかったようで良かったですね〜

 

さて、当院では開業時より犬の混合ワクチンを6種,8種,10種とラインアップを揃えてきました。

8種と10種は人にも感染する可能性のある『レプトスピラ病』を予防するためのワクチンになっています。

このレプトスピラ病はこれまでに20種類確認されており、その免疫学的性状によっては250以上にも分類される世界中で発生例がある細菌感染症です。

世界各地で発生している血清型はバラバラで、国内で発生例がある血清型にも偏りがあることが専門機関の調査で分かってきました。

つまり、日本で生活するワンちゃんには日本仕様のワクチンを接種してあげるべきです。

 

これまで使ってきた8種と10種に含まれているレプトスピラのワクチンは残念ながら国内での流行株をカバーしきれていませんでした。

そこでこの度新しく発売が始まった犬の9種混合ワクチン『キャニバック9』に切り替えることにしました。

接種量も0.5ccと狂犬病を含めたこれまでのワクチン接種量の半分で、臨床試験で安全性にも問題がなく、副作用がほぼないことも確認されています。

ワクチン接種代は8種,10種と同額の¥6,500で変更はありません(別途、初診料または再診料がかかります)。

 

なお、ワクチンアレルギーを懸念されている方は、当院にてコアワクチンの抗体価検査(犬用ワクチチェック)が可能ですのでお気軽にご相談ください!

 

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2017年

10月

16日

どの段階まで待ちますか?

月中はちょっと暇?になるんで、久々に真面目なブログ更新です ww

 

春の健康診断で肝臓系の数値に少し異常が出ていて、超音波検査で胆嚢疾患を見つけ、内服薬と食餌指導で数ヶ月治療してきたものの、大幅な改善が認められず、先月手術を行った2症例です。

2症例ともお薬を飲むようになってからちょこちょこ見られた嘔吐もなくなり、一般状態は健康な子と遜色なく過ごしてきました。

けれども、実際に手術してみると2例ともなかなか悪いんですよね〜

左の写真のTプードルの子は肝臓は小さめで、明るめの色調でちょっと腫れぼったい感じ。

右の写真のMダックスの子は同じく肝臓は小さく、肝臓の色合いは所々で黒っぽく淀んだ印象です。

また、左の子の胆嚢は胆嚢が薄〜くなってきて表面の漿膜越しに中の胆汁成分である粒々が見えている状態でしたので、破れる1,2歩手間と評価しました。

右の子は、胆嚢自体はそれほどダメージはないように思えましたが、肝臓との癒着が正常ではなく、実際に胆嚢を肝臓から剥離していくと接していた肝臓の組織はどんどん蝕まれていったようで、本来は見えないはずの肝静脈が露出していました。

つまり、2症例とも『一般状態はお薬で良さそうだから手術なんかしなくていいんじゃない』なんて呑気な判断を獣医師がしていたら、数ヶ月後には大惨事を招いていたかもしれません... ガクガク

血液検査や超音波検査を最初に行って病気を見つけるのは勿論必須です。

しかしながら、その後のフォローを血液検査や超音波検査だけで評価していくことには限界があると感じています。

偉そうなこというかもしれませんが、診断を下した獣医師が実際に開腹下でこれら病的な胆嚢や肝臓をどれだけ“見て”・“触って”・“取ってきた”かで大きく左右されるのではないでしょうか。

そして、切除した胆嚢や肝臓の組織をきちんと評価してもらえる病理診断医との出会いも重要だと実感しています(私はとっても信頼できる病理医さんに出会うことができました♫)。

まだまだ知識も技術も精進していかないといけませんが、一人でも多くの飼い主さんに『やって良かった〜』って言ってもらえるような動物病院を今後も目標にし続けていきます!

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2017年

10月

04日

ドッグランの二重扉設置完了

ちょっとした隙間から起きた逃走劇を繰り返さないために、ドッグランに二重扉を設置しました!

診察待ちでご利用になりたい方はスタッフにお声掛けした上でご利用ください m(_ _)m

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