2014年

3月

30日

ニューアイテム

これは“腹膜鉤”という名前の手術器具です。

避妊手術などの開腹手術をするときに白線と呼ばれるお腹の真ん中を切るんですが、その白線を引っ掛けて吊り上げるために使います。

もちろんなくても手術はできますけど、あるととっても便利♫

探してたんですけどゲットできて嬉しいで〜す (*・∀・*)V

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2014年

3月

27日

狂犬病の予防注射をする意味

3月もそろそろ終わり、4月から本格的な予防シーズンの到来です♪


みなさん、国内での狂犬病の予防接種率がどのくらいかご存知ですか?

4割にも満たない接種率と報告されています。

ちなみに、全国の犬の飼育頭数のうち、登録している犬の割合も60%ほどとの厚労省の報告があります。

 

狂犬病は幸いに日本では80年ほど発生例がありません。

ただ、それは“たまたま”のことだと思います。

日本が島国で、検疫が整っており、水際で狂犬病の進入を食い止めているだけのことが80年維持されているだけのことだと思います。

ですが、お隣のロシアや中国、韓国、台湾では毎年のように発生はあります。

たとえば、日本に密輸された犬を含めた哺乳類が狂犬病を持っていたら(発症していないだけで感染していたら)どうでしょう?

しかもその哺乳類がどこかに逃げてしまったら??

おそらく、爆発的に狂犬病は国内に蔓延し、少なくとも狂犬病を接種していない犬は淘汰・隔離・処分されることでしょう...

 

なぜ、狂犬病の接種が法律で義務化されているか?

それは私たち人間にも感染する危険性があり、病気が発症した場合の死亡率がほぼ100%であることにあります。

つまり、犬に狂犬病の予防接種を行なうのは、私たち人間のためでもあるのです。

 

残念なことに、いろいろな理由をつけて狂犬病の予防接種をしない方がいます。

『うちの子くらい打ってなくてもいいだろう』...という安易な考えは、多くの人間と犬が暮らすこの社会において改めなくてはいけない考えです。

狂犬病の予防接種についてはあらゆるところで議論されている問題ではありますが、少なくとも法治国家である日本では、現状ではしっかりと法律で定められた『義務』なのです。

みなさんも普段の日常生活の中でいろんな法律を守って生きているでしょ?

それと同じことだと思いませんか?

 

 

当院では一宮市内に在住の方は病院の受付で26年度の済票をお渡しすることができます。

また、新規で登録される方も受付で鑑札をお渡しできます。

申し訳ありませんが、一宮市外の方は当院でお渡しする済証をご持参の上で各自治体の済票交付場所で済票を受け取ってください。

 

4/2より

・狂犬病予防接種料 2,850円(税込)+ 済票交付手数料 550円

・新規登録鑑札料 3,000円

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2014年

3月

27日

胃捻転に注意!

先日、70kg弱のグレートデンのイーサくんの去勢手術と予防的腹壁胃固定を行ないました。

『予防的腹壁胃固定』というのは、胸の深い大型犬に多い“胃拡張胃捻転症候群(GDV)”を未然に防ぐために行なう手術です。

胃はお腹の中では靱帯に吊るされてハンモックみたいにぶらんぶらんしている臓器です。

これが年齢とともに靱帯が伸びたり、ごはんを食べた後の急激な運動によって、胃が90°〜270°捻れてしまうとても致死率が高い病気です。

捻れてしまうので胃内には空気がパンパンに溜まり、胃と靱帯で隣接している脾臓も一緒に捻れて血行が遮断されてしまい、虚血性・壊死性の変化を起こします。

緊急手術を行なっても、再還流障害など死に至る可能性もあり、予後も安心できない大変こわ〜い病気なのです。Σ(,,oΔo,,*)

そこで、未然に胃の出口付近を右側の腹壁に固定しておくことで胃の捻れを防ぐという処置を行ないます。

大型犬社会の欧米では不妊手術の際に一緒に行なうことが多いんですが、日本では予防的にやられる方はまだまだ少ないように感じます。

ワクチン接種やフィラリア予防と同じで、病気になってからでは遅いんで可能な限り大型犬を飼ってらっしゃる方は考えてみてはいかがでしょうか? (=^ェ^=)

 

p.s

GDVは夜中に多い病気といわれています。

それは夕飯後に胃内にまだ食べ物が残っている状態で散歩等の運動をしてしまうことが原因と考えられています。

「散歩の後に夕飯」というスタイルにすることもGDVを予防する大切な心構えです!

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2014年

3月

24日

注射タイプのフィラリア予防薬 入荷!

だいぶ春めいた気候になってきましたね〜 (´∀`)♪

暖かくなってくるとあの忌まわしい蚊が活動し出します。
当院ではフィラリア予防は4月〜12月までを推奨しています♫

特に、飲み終わりの時期が大事になってくるので、蚊がいなくなった1ヵ月後まで予防をしましょう!

 

といっても、ついつい飲ませ忘れちゃったり、12月以降も季節外れの蚊が出てくる場合もありますよね?

そこで『12ヵ月間持続する注射タイプのフィラリア予防薬』があります .゚+.(´∀`*).+゚.

当院では以下の要件をクリアした子に接種を行ないます。

①抗原検査で陰性

②前年までのフィラリア予防歴がある

③重度の基礎疾患がない(心臓・肝臓・腎臓病や腫瘍など)

④妊娠している子や初回投与が10歳以上の子、ワクチンなどのアレルギー反応を起こしたことが子は接種できません。

 

他にメリットとしては混雑時の春に限らずいつでも予防が可能なお薬なので、たとえば「最初は飲ませるタイプで始めたけど、途中で注射タイプに切り替える」、っとこともOKです♫

 

なお、接種頭数に限りがありますのでご容赦ください。m(_ _)m

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2014年

3月

21日

去勢手術のメリット

きょうはうちの弟んとこの愛犬“染吾郎”の去勢手術を行ないました。

写真は術後2時間くらいの様子ですが、なぜか僕にビビってます... Σ(*ノ´>ω<。`)ノ アチャー

去勢手術は男の子の精巣を摘出する予防的な手術です。

将来起こるかもしれない精巣や前立腺の病気、または会陰ヘルニアや肛門周囲腺腫といった病気の予防にもつながりますし、性格がキツかったり、あちこちでオシッコをするなどで困ってる子にはぜひ考えてみてください。

ただ、術後は代謝が落ちるので『肥満』に注意が必要ですが、オーナーさんの意識ひとつで対処できることなので、去勢手術をするメリットの方がはるかに高いと思います!

 

まぁ同じ“男”として、去勢手術を行なうのはいつもちょっと気が引けますが... (´・ω・`;A) 

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2014年

3月

19日

妊娠させるのも大変なんです...

犬に妊娠させるって実は結構大変だったりするってご存知でしたか?

これまで「せっかくだからこの子の子供が欲しい!」って相談事はよく受けてきました。

そりゃあ〜、オスとメスが四六時中ずーーーっと一緒に暮らしているご家庭なら、その子達の体質や相性はあるにせよ、自然に妊娠している可能性は高いですよね。

でも、雌犬だけを飼っててブリーダーさんの元で交配させる方にとってはこれが結構大変なんです! 汗...

 

犬の発情は6〜9ヵ月サイクルで、ほとんどの子は年間2回きます。

言い換えれば、人と違って妊娠するチャンスは年に2回しかないんです! Σ( ̄□ ̄;)

さらに、出血が始まってから排卵をし、さらに受精可能な成熟卵子になって、交配に適したタイミングはたったの48〜72時間!

しかも、いつ排卵が起きるかなんて個々で違いますし、正確に判断するのってとっても難しいんです。

(ちなみに、犬は排卵してもすぐに受精可能な状態にはならず、排卵後2〜3日して“成熟卵子”となる稀な哺乳類です)

写真は『膣スメア検査』といって、メスの膣の粘膜から採取した拭い液を染色して、細胞の形態から交配の時期を判断するポピュラーな検査ですが、実はこれ、、、とっても不正確... (TДT)

「赤血球がみられなくなって、細胞核の消失した角張った角化細胞が多くみられる時期」が交配のタイミング、って習ってきましたけど、発情期の期間中は80%で角化細胞はみられます...

つまり、排卵されたばかりの発情期前半でも、受精可能な成熟卵子が存在した後の発情期後半でも、この角化細胞は存在するんです。

先にも書いたように、受精可能な交配適期はこの発情期期間中のたった48〜72時間だけ!

この時期より早くても遅くても受胎率って落ちちゃうんです。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

 

より正確な排卵時期を見定めるために、『血中プロジェステロン濃度』を測定することがあります。

発情前や排卵前はこのプロジェステロン(黄体ホルモン)は低くなっていますが、排卵前にLHサージという黄体ホルモンがグーーーンッと上昇し始め、その後に排卵が始まることが分かっているので、このプロジェステロン濃度の推移を把握しておけば交配させるタイミングをより確実に判断できます。

ただ、外注検査で結果報告までに3日ほどかかるのとちょっとお高い検査なので2、3日置きに測定するのがベストなんですがなかなか... (; ̄д ̄)

私は2〜4ng/mlでLHサージが始まったとし、10ng/ml以上で排卵されたと判断できる、という研究報告を参考にしています。

 

当院では膣スメア検査は出血が始まってから7日目をスタートに3〜4日間隔での実施をオススメし、合わせてこのプロジェステロン濃度測定もご提案しています。

生き物ってのはやはり難しいですね〜 (;´∀`)

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2014年

3月

13日

水中リハビリ

写真のチェリーちゃんは1月に後肢麻痺で来院し、その後MRI検査で頸の脊髄内に腫瘍があることが判明しました。

手術で頸椎(頸の骨)を削り、減圧したことでやや改善は見られましたが、左前肢・後肢の片不全麻痺がまだ遺っています。

随意運動(自分の意思で動こうとする運動)はあるのですが、増え過ぎた体重を支えるには落ちた筋力が不十分なため、すぐにへたり込んでしまいます。

そこで抜糸も終わったので、久々のシャンプーを兼ねての水中リハビリ開始です♫
水中だと浮力があるため、負担を抑えて起立姿勢がキープできますし、本人も溺れたくないために必死で踏ん張ろうとします。

水中で前足または後足を持ってやることで、水中での歩行訓練ができます (O´∀`K)b

これだとご自宅のお風呂でもやれますね♪ 

リハビリは整形外科や神経外科を行なった子にはとても大事なものです。

リハビリを行なった子はしなかった子と比べてもその後の予後に大きな変化が現れます。

動物も人も無理のないように行なえる方法を教えていきますのでお気軽にお問い合わせください m(_ _)m

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2014年

3月

10日

猫の不妊手術の補助制度

一宮市ではネコちゃんの不妊手術の一部を市が負担してくれる「補助金制度」があるのをご存知でしたか?

♀の避妊手術で3,000円、♂の去勢手術で1,600円の補助券が発行されます。

ただし、誰でもOKではなく、一宮市在住の方が一宮市内の動物病院で手術されることが条件となります。

 

流れをご説明すると...

①当院に手術日の予約を入れる

②各保健センターにて補助券の交付申請を行なう(印鑑が必要です)

③中保健センターにて発行された補助券を受け取り、手術日に持参してご来院ください

 

なお、申請は余裕をもって行ってください。

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2014年

3月

07日

好評です!!

HPのトップページでもご紹介している『フリント・リバー・ランチ』が好評です!! (*・∀・*)V
犬用の「オリジナル」、「ラム・アワ・ライス」、「フィッシュ&ポテト」、猫用の「グレインフリー」の4種類を取り扱っています。

規格は犬用で900g、3kg、9kgの3サイズ、グレインフリーは900g、1.8kg、9kgの3サイズです。

独自の“オーブン焼き製法”で作っており、嗜好性を高めるための油分の散布や酸化防止剤などの不要な物を省いたプレミアムフードです♫

注意点をあげると、①開封後3ヵ月以内には食べきる②乾燥剤を入れた密閉性のタッパーで保管し、湿気と高温を避ける、ことです。(この注意点はどのフードにでも言えることですね!)

 

最少サイズの900gは常にストックはしてありますが、当院ではフード類は全般に「事前に注文」していただくようにご協力願っていますのでよろしくお願いします。

 

p.s

4月より正社員として働いてもらう動物看護師の三輪が、このたび動物看護師統一認定試験に晴れて合格しました!! ヾ(≧∇≦*)/やったー

まだまだ未熟な新米ですが、立派な看護師に育てていきますのであたたかい目で見守ってあげてください。

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2014年

3月

02日

新しい命

3月になりましたね♫
日中も春めいた気候になってきましたが、花粉症やPM2.5など飛散アレルギーの季節でもありますので、どうぞ体調を崩されないようにお気をつけ下さい m(_ _)m

 

さて、昨日は新しい命の誕生の場に立ち会えました♪ ヽ(*´∀`)ノオメデト─ッ♪
5頭を身籠ってたコーギーのお母さんでしたが、一番未熟な赤ちゃんが産道で引っ掛かってる状態でした。

残念ながらエコー検査ですでに心臓は動いていませんでした...

そのため、残りの4頭を救うべく帝王切開をする予定でいましたが、奇跡的にポンポン分娩してくれました〜!! Σ(,,oΔo,,*)

1男3女の立派な赤ちゃん達です ww

出産後も赤ちゃん達のお世話に勤しみ、お乳を飲ませようとぐるぐる廻って赤ちゃん達をお腹に寄せようとしてる姿が微笑ましかったですね! (Ο´∇`Ο)

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